自転車通勤、いいですよね!
私自身も自転車通勤を始めてから、毎日の生活が驚くほど充実しました。
満員電車に揺られるストレスもなく、季節の移ろいを感じながら、自分だけの時間を過ごせる。
そんな自転車通勤の魅力を、あなたも会社に伝えてみませんか?
この記事では、あなたが自信を持って自転車通勤を始めるための、具体的な理由の伝え方や申請書の書き方、さらには会社が納得するポイントまで、私の経験と知識を交えながら詳しく解説していきます。
なぜ自転車通勤を始めるの?そのメリットと理由

自転車ライフナビ・イメージ
自転車通勤は、単なる移動手段ではありません。日々の生活に多くのプラスの変化をもたらしてくれる、素晴らしい習慣なんです。
健康面でのメリット
自転車に乗ることは、まさに全身運動です。
心肺機能の向上はもちろん、脚や体幹の筋肉も鍛えられます。
適度な運動は、肥満や生活習慣病の予防にもつながりますし、何より気分がスッキリしますよ。

自転車通勤を始めてから、体力がついて風邪をひきにくくなりました。体組成計の数値も改善してびっくりです!
経済的なメリット
これは非常に大きなメリットです。
毎日の電車賃やバス代、ガソリン代、駐車料金などを考えると、年間でかなりの節約になります。
初期費用こそかかりますが、長い目で見れば自転車通勤は家計に優しい選択です。
環境面でのメリット
自転車はCO2を排出しない、地球に優しい乗り物です。
環境意識が高まる現代において、自転車通勤は企業のCSR(企業の社会的責任)活動の一環としても評価される可能性があります。
地球温暖化対策に貢献しているという実感は、日々のモチベーションにもつながります。
ストレス軽減とリフレッシュ効果
満員電車での通勤は、想像以上にストレスがたまりますよね。
自転車通勤なら、自分のペースで移動でき、信号待ちで空を見上げたり、風を感じたりと、日々の小さな発見が心にゆとりを与えてくれます。
朝の新鮮な空気は頭をスッキリさせ、仕事への集中力も高めてくれますし、夜のサイクリングは一日の疲れを忘れさせてくれる最高の時間です。
会社が納得する自転車通勤申請書の書き方

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自転車通勤を会社に認めてもらうためには、ただ「自転車で通勤したい」と伝えるだけでは不十分です。会社が抱くであろう懸念を払拭し、安心してもらうための具体的な情報と対策を提示することが重要です。
申請書に記載すべき基本項目
まずは、基本的な情報を明確に記載しましょう。
- 氏名、所属部署:申請者本人を特定する情報です。
- 通勤ルート:出発地から目的地までの具体的な経路を地図などで示すと、より理解しやすくなります。危険箇所や交通量の多い場所などを避けた安全なルートを選定していることをアピールしましょう。
- 通勤時間:自転車での片道のおおよその時間を記載します。
- 自転車の種類:ロードバイク、クロスバイク、電動アシスト自転車など、使用する自転車の種類を明記します。
- 自転車の保管場所:自宅での保管状況と、会社での駐輪場所の希望を具体的に書きます。
安全対策を具体的に記述するポイント
会社が最も懸念するのは、従業員の安全ではないでしょうか。
安全対策については、これでもかというほど具体的に記述することが大切です。
- ヘルメットの着用義務:通勤時には必ずヘルメットを着用することを明記します。
- ライト・反射材の装備:夜間や悪天候時でも視認性を確保するための前照灯、尾灯、反射材の装着を記載します。
- 損害賠償保険への加入:万が一の事故に備え、個人賠償責任保険(自転車保険を含む)に加入していることを記載し、可能であれば保険証券のコピーなどを添付すると説得力が増します。
- 交通ルールの遵守:交通法規を遵守し、安全運転を徹底することを誓約します。
- 定期的なメンテナンス:自転車の定期的な点検・整備を行い、常に安全な状態で使用することを伝えます。

自転車保険は近年義務化されている地域もあります。加入の有無は必ず明記しましょう!
保管場所や駐輪場に関する記述
会社に駐輪スペースがない場合、どのように自転車を保管するのかを具体的に示す必要があります。
- 会社敷地内の駐輪希望場所:もし会社に駐輪スペースがあれば、どこに駐輪したいか希望を伝えます。
- 会社敷地外の駐輪場利用:会社敷地内に駐輪できない場合は、近隣の有料駐輪場などを利用する旨を記載します。
業務効率向上への貢献をアピール
単に自分のメリットだけでなく、会社にとってのメリットもアピールすることで、より理解を得やすくなります。
- 健康増進による業務パフォーマンス向上:健康維持・増進が、結果的に業務効率の向上や欠勤率の低下につながることを示唆します。
- ストレス軽減による集中力アップ:ストレスが軽減されることで、業務への集中力が高まることを伝えます。
- 災害時の代替交通手段:地震や公共交通機関のトラブル時など、緊急時の移動手段として自転車が有効であることを付け加えることもできます。
会社が懸念するポイントと対策

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会社側が自転車通勤に対して抱くであろう懸念を先回りして把握し、それに対する対策を提示することで、スムーズな承認につながります。
事故のリスクと保険について
最も懸念されるのは、通勤中の事故です。
- 対策:先述したように、個人賠償責任保険への加入を強くアピールし、万が一の事故の際も会社に迷惑をかけない体制が整っていることを伝えます。また、安全運転の徹底を誓約し、定期的な安全講習会への参加意欲なども示すと良いでしょう。
天候不良時の対応
雨の日や雪の日、台風の時など、悪天候時の通勤はどうするのか?という疑問も当然出てきます。
- 対策:悪天候時は公共交通機関を利用するなど、柔軟な対応ができることを明記します。決して無理な自転車通勤はしないことを伝えて、会社の安心感を高めましょう。
盗難対策とセキュリティ
高価な自転車の場合、盗難のリスクも考慮されます。
- 対策:盗難防止のために、頑丈な鍵を複数使用することや、盗難保険への加入を検討していることなどを伝えます。会社での駐輪場所が明確であれば、そこでの防犯対策についても触れることができます。

会社に高価な自転車を置いておくのはリスクも伴います。駐輪場所のセキュリティは事前に確認しておきましょう!
服装や身だしなみに関する注意点
会社によっては、出社時の服装や身だしなみに規定がある場合もあります。
- 対策:通勤時は自転車に適した服装でも、会社到着後には着替えをして、業務に支障のない清潔な服装・身だしなみで勤務することを伝えます。シャワー施設や更衣室の利用が可能であれば、それもアピールポイントになります。
自転車通勤を始める際の注意点

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いざ自転車通勤を始めよう!と思った時、忘れてはいけないいくつかの大切な注意点があります。
事前準備と必要なもの
- 自転車本体:自分の体力や通勤距離、路面状況に合った自転車を選びましょう。
- ヘルメット:命を守る一番大切な装備です。必ず着用しましょう。
- ライト(前照灯・尾灯):夜間はもちろん、日中も存在をアピールするために点灯を推奨します。
- 反射材:自転車本体やウェアに付けると、視認性が向上します。
- 鍵:盗難防止のため、二重ロックがおすすめです。
- ウェア:動きやすく、吸汗速乾性に優れたものが快適です。冬場は防寒対策も忘れずに。
- リュック・バッグ:通勤に必要な荷物を安全に運べるものを選びましょう。
- パンク修理キット・携帯ポンプ:万が一のトラブルに備えて携帯しておくと安心です。
ルート選定のポイント
安全かつ快適な通勤のために、ルート選びは非常に重要です。
- 交通量の少ない道:幹線道路よりも、裏道や生活道路を選びましょう。
- 路面状況の良い道:アスファルトが荒れていない、段差の少ない道が望ましいです。
- 坂道の少ない道:体力的な負担を軽減するために、できるだけ平坦なルートを選びましょう。
- 信号の少ない道:信号での停止が少ない方が、スムーズに移動できます。
- 事前に試走する:実際に自転車で走ってみて、危険な箇所がないか、所要時間はどれくらいかを確認しましょう。

Googleマップの自転車ルート検索は便利ですが、実際に走ってみると発見がたくさんありますよ!
交通ルールとマナーの徹底
自転車は「軽車両」です。車の仲間だという意識を持ち、交通ルールを厳守しましょう。
- 車道走行が原則、左側通行:歩道は例外的な場合を除き、走行できません。
- 信号遵守:赤信号は止まる、当然のことです。
- 一時停止:標識があれば必ず一時停止しましょう。
- 歩行者優先:歩行者のすぐそばを走ったり、ベルを鳴らしてどかしたりするのは厳禁です。
- 並進の禁止:二人並んでの走行はできません。
- 飲酒運転の禁止:自転車も飲酒運転は罰則の対象です。
メンテナンスとトラブル対策
安全な自転車通勤には、日々のメンテナンスが欠かせません。
- 空気圧のチェック:乗る前に毎回確認しましょう。適正な空気圧はパンクのリスクを減らし、走行性能を向上させます。
- ブレーキの効き具合:レバーを握って、しっかりブレーキがかかるか確認しましょう。
- チェーンの油切れ:定期的に注油して、スムーズな動きを保ちましょう。
- 異常音の確認:何か異音がしたら、早めに自転車店で点検してもらいましょう。
まとめ

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自転車通勤は、健康、経済、環境、そして心の健康と、多岐にわたるメリットをもたらしてくれる素晴らしい選択肢です。会社への申請も、ただ「やりたい」と伝えるだけでなく、具体的なメリットとリスクへの対策をしっかりと提示することで、理解と協力を得られる可能性がグッと高まります。
この記事で解説したポイントを参考に、ぜひあなたも自転車通勤を始めてみませんか? きっと、毎日の通勤が楽しみになり、あなたの生活はもっと豊かになるはずです。安全第一で、快適な自転車通勤ライフを送りましょう!
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