「フルサスのマウンテンバイクが欲しいけど、どれも高くて手が出ない…」
「コスパの良いモデルって本当に存在するの?」
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、フルサスMTBをコスパ良く手に入れたいと考えるあなたのために、予算内で後悔しない選び方を徹底解説します。
高額なイメージのあるフルサスMTBですが、実は賢く選べば驚くほど高性能なモデルを手に入れることが可能です。
この記事を読めば、あなたの予算にぴったりのコスパ最強フルサスマウンテンバイクを見つけ、念願のトレイルライドを楽しむための具体的なステップがわかります。
ぜひ最後まで読んで、憧れのフルサスMTBを手に入れましょう!
- フルサスMTBとは?ハードテイルとの違いを徹底比較
- 「コスパ最強」を定義する!フルサスMTBの適正価格とは?
- 【厳選】コスパ最強フルサスマウンテンバイクのおすすめブランド
- フルサスMTBの賢い選び方!失敗しないためのチェックポイント
- 失敗しない!フルサスMTB購入時の注意点と試乗のススメ
- フルサスMTBのメンテナンスと長く乗るための秘訣
- 初心者にもおすすめ!フルサスMTBの楽しみ方
- コスパ最強フルサスMTBで憧れのライドを実現した体験談
- フルサスMTBに関するよくある質問Q&A
- 20万円台で狙える!型落ちモデルとセール情報をチェック
- フルサスMTBを最大限に楽しむためのカスタマイズ術
- 【予算別】おすすめフルサスMTBブランドとモデル選び
- まとめ
フルサスMTBとは?ハードテイルとの違いを徹底比較
まずは、「フルサスMTBとは何か?」という基本的な知識から押さえていきましょう。
マウンテンバイクには大きく分けて「ハードテイル」と「フルサス」の2種類があります。
それぞれの特徴と、なぜフルサスMTBが多くのライダーに選ばれるのかを詳しく解説します。
フルサスMTBのメリット・デメリット
フルサスMTB(フルサスペンションマウンテンバイク)は、その名の通り、前輪だけでなく後輪にもサスペンションを搭載しているマウンテンバイクのことです。
これにより、路面からの衝撃を効果的に吸収し、快適な走行を実現します。
フルサスMTBの主なメリット
- 高い路面追従性:後輪のサスペンションが常に路面を捉えるため、グリップ力が向上し、荒れた路面でも安定した走行が可能です。
- 疲労軽減:路面からの振動や衝撃を吸収するため、長時間のライドでも身体への負担が少なく、疲労が軽減されます。
- 操作性の向上:路面からの突き上げが少ないため、コントロールしやすく、よりアグレッシブなライディングを楽しめます。
- 高速走行時の安定性:高速で荒れたトレイルを下る際も、車体が安定し、安全性が高まります。
フルサスMTBの主なデメリット
- 価格が高い:複雑な構造と部品点数の多さから、ハードテイルに比べて初期費用が高くなりがちです。
- 重量が重い:サスペンションユニットやリンク機構が増えるため、一般的にハードテイルよりも重量が増します。
- メンテナンスが複雑:サスペンションやピボット部分など、定期的なメンテナンスが必要な箇所が増えます。
- ペダリングロス:ペダリングの力がサスペンションの沈み込み(ボビング)に吸収され、推進力が若干失われることがあります(最近のモデルでは軽減されています)。

まさに別次元の乗り心地です。
ハードテイルMTBとの違いと選び方
一方、ハードテイルMTBは、フロントにのみサスペンションを搭載し、リアはリジッド(固定)のフレーム構造を持つマウンテンバイクです。
フルサスMTBと比較すると、以下のような違いがあります。
ハードテイルMTBの主な特徴
- シンプルで軽量:リアサスペンションがないため、構造がシンプルで軽量です。
- メンテナンスが容易:部品点数が少ないため、メンテナンスの手間が少なく済みます。
- ペダリング効率が良い:ペダリングの力がダイレクトに伝わり、効率的な加速が可能です。
- 価格が安い:フルサスMTBに比べて、一般的に安価に購入できます。
フルサスMTBとハードテイルMTBのどちらを選ぶかは、主に「どんな場所を走りたいか」と「予算」によって決まります。
- フルサスMTBがおすすめの人:下りメインのトレイルライド、エンデューロ、ダウンヒルなど、荒れた路面や高低差のあるコースをアグレッシブに攻めたい方。快適性や安定性を重視する方。
- ハードテイルMTBがおすすめの人:シングルトラックの登りや平坦路、XC(クロスカントリー)レースなど、ペダリング効率を重視する方。または、予算を抑えたい初心者の方。
「コスパ最強フルサス」を探しているということは、やはり快適でアグレッシブなライドを求めている方が多いのではないでしょうか。
そのため、ここからはフルサスMTBに焦点を当てて解説していきます。
「コスパ最強」を定義する!フルサスMTBの適正価格とは?
「コスパ最強」という言葉は魅力的ですが、一体いくらくらいの価格帯を指すのでしょうか?
フルサスMTBにおいて「コスパ」が良いとされる価格帯について、具体的に解説します。
「高すぎず安すぎない」適正価格の目安
フルサスMTBは、その構造上、どうしても高価になりがちです。
エントリーモデルでも20万円前後から、上級モデルになると100万円を超えるものも珍しくありません。
しかし、闇雲に高いモデルを選ぶ必要はありません。
「コスパ最強」と呼べるフルサスMTBの適正価格は、一般的に20万円〜40万円台が目安となります。
もちろん、この価格帯を下回るモデルも存在しますが、その場合はフレーム素材やコンポーネントのグレードが低くなり、走行性能や耐久性に影響が出る可能性があります。
逆に、これ以上の価格帯になると、軽量化のためのカーボン素材や、より高性能なサスペンション、電動コンポーネントなどが採用され、プロレベルの性能になっていきます。
まずは、この「20万円〜40万円台」という価格帯を意識してモデル選びを進めると良いでしょう。

十分すぎる性能で、今でも大切に乗っています。
無理のない予算設定が大事ですね。
なぜ安すぎるフルサスMTBはNGなのか?
「できるだけ安くフルサスMTBを手に入れたい!」
そう考える方もいるかもしれません。
しかし、極端に安いフルサスMTBには注意が必要です。
安価なフルサスMTBは、以下の点で問題がある可能性があります。
- 耐久性不足:安価な部品は耐久性が低く、すぐに故障する可能性があります。特に、サスペンションやフレームのピボット部分は、MTBの走行において大きな負荷がかかるため、粗悪な部品ではすぐにガタつきが生じたり、破損したりする危険性があります。
- 性能不足:安価なサスペンションは、衝撃吸収性が不十分であったり、調整機能が乏しかったりすることが多く、フルサス本来の恩恵を受けられない可能性があります。また、変速機やブレーキなどもグレードが低い場合があり、快適なライディングを妨げます。
- 安全性への懸念:特にダウンヒルなどスピードが出る場面では、ブレーキ性能やフレームの剛性が安全性に直結します。安価なモデルでは、これらの安全性が確保されていない場合があります。
- 将来的なアップグレード費用の増大:初期費用が安くても、すぐに部品交換が必要になったり、性能不足からアップグレードしたくなったりすると、結果的に高額な出費につながることがあります。
したがって、「コスパ最強」を目指すのであれば、ある程度の予算を確保し、質の良いモデルを選ぶことが重要です。
【厳選】コスパ最強フルサスマウンテンバイクのおすすめブランド
「コスパ最強」のフルサスMTBを見つける上で、どのブランドに注目すべきでしょうか?
ここでは、高い品質と優れたコストパフォーマンスを両立しているおすすめのブランドをいくつかご紹介します。
GIANT (ジャイアント)
GIANT 「ジャイアント」 TRANCE X 29ER 2
詳細を見る
自転車業界のトップブランドであるGIANT(ジャイアント)は、マウンテンバイクの分野でも非常に強い存在感を示しています。
自社工場で一貫生産を行うことで、高い品質を保ちながらも、優れたコストパフォーマンスを実現しています。
特に、GIANTのフルサスMTBは、エントリーからミドルグレードにかけて幅広いラインナップがあり、初心者から中級者までコスパ重視で選びやすいモデルが豊富です。
代表的なシリーズとしては、汎用性の高い「TRANCE(トランス)」や、XCレース向けの「ANTHEM(アンセム)」などがあります。
TREK (トレック)
TREK プロキャリバー PROCALIBER 9.5 GEN2 DEORE
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アメリカの有名ブランドTREK(トレック)も、高品質なマウンテンバイクを数多く手掛けています。
研究開発に力を入れており、独自の技術やフレーム設計が魅力です。
TREKのフルサスMTBは、完成度の高いフレームと信頼性の高いパーツ構成で知られており、価格帯はGIANTよりやや高めになる傾向がありますが、それに見合った性能と満足度を提供してくれます。
オールマウンテン向けの「FUEL EX(フューエルEX)」や、エンデューロ向けの「SLASH(スラッシュ)」などが人気です。
MERIDA (メリダ)
メリダ マウンテンバイク MERIDA MATTS 6.5-V
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MERIDA(メリダ)は、台湾を拠点とする世界的な自転車メーカーです。
GIANTと同様に、自社工場での生産に強みを持ち、高いコストパフォーマンスを実現しています。
特に、フルサスMTBにおいては、XC向けの「NINETY-SIX(ナインティシックス)」や、トレイル向けの「ONE-TWENTY(ワン・トゥエンティ)」など、幅広い用途に対応したモデルが揃っています。
洗練されたデザインも魅力で、見た目と性能のバランスを重視する方におすすめです。
フルサスMTBの賢い選び方!失敗しないためのチェックポイント
「コスパ最強」のフルサスMTBを見つけるためには、いくつかのポイントを押さえて選ぶことが重要です。
ここでは、失敗しないためのチェックポイントを詳しく解説します。
走行スタイルに合わせたサスペンショントラベルの選び方
フルサスMTBを選ぶ上で、最も重要な要素の一つが「サスペンショントラベル」です。
これは、サスペンションがどれだけ沈み込むかを示す数値で、用途によって適切な長さが異なります。
- ショートトラベル(100mm〜120mm):主にXC(クロスカントリー)や軽いトレイルライド向けです。登坂性能が高く、ペダリング効率が良いのが特徴です。
- ミドル〜ロングトラベル(130mm〜160mm):オールマウンテンやエンデューロなど、登りも下りもこなしたいトレイルライド全般に適しています。汎用性が高く、多くのライダーに人気です。
- スーパーロングトラベル(170mm以上):ダウンヒルやフリーライドなど、下り専用の過激なライディング向けです。高速での安定性と衝撃吸収性に優れますが、登坂性能は犠牲になります。
あなたがどんな場所を走りたいのか、どんなライディングスタイルを求めているのかを具体的にイメージし、それに合ったサスペンショントラベルを選びましょう。
コスパを考えると、汎用性の高いミドル〜ロングトラベル(130mm〜150mm程度)のモデルが最もおすすめです。

登りも下りもバランス良くこなせるので、満足していますよ。
コンポーネント(駆動系・ブレーキ)のグレード
マウンテンバイクの性能を大きく左右するのが、シマノやSRAMといったメーカーのコンポーネント(変速機、ブレーキ、クランクなど)です。
コスパを重視しつつ、快適なライディングを楽しむためには、以下のグレードを目安にすると良いでしょう。
駆動系(変速機)
- シマノの場合:Deore(デオーレ)以上。
SLX(エスエルエックス)やXT(エックスティー)であれば、さらにスムーズで信頼性が高まります。 - SRAMの場合:SX Eagle(エスエックス イーグル)以上。
NX Eagle(エヌエックス イーグル)であれば、十分な性能を発揮します。
これらのグレードであれば、変速トラブルも少なく、耐久性も期待できます。
ブレーキ
- シマノの場合:Deore(デオーレ)グレードの油圧ディスクブレーキ以上。
特に、MTBでは強力な制動力とコントロール性が求められるため、油圧ディスクブレーキは必須です。 - SRAMの場合:Level(レベル)シリーズやGuide(ガイド)シリーズなど。
安価なメカニカルディスクブレーキや、ノーブランドの油圧ディスクブレーキは避けるのが賢明です。
フレーム素材と耐久性
フルサスMTBのフレーム素材は、主に「アルミ」と「カーボン」があります。
- アルミフレーム:軽量で剛性が高く、加工がしやすいため、多くのモデルで採用されています。コスパを重視するなら、アルミフレームがおすすめです。十分な耐久性を持っています。
- カーボンフレーム:アルミよりも軽量で、振動吸収性に優れています。しかし、価格が高くなるため、コスパを考えると予算オーバーになることが多いです。
「コスパ最強」の観点では、信頼できるメーカーのアルミフレーム製フルサスMTBを選ぶのが現実的です。
溶接部分の綺麗さや、ケーブルの内装化など、細部の造り込みも確認すると良いでしょう。
ホイールサイズ(27.5インチ vs 29インチ)
近年、マウンテンバイクのホイールサイズは主に「27.5インチ」と「29インチ」の2種類が主流です。
27.5インチホイール
- 特徴:取り回しが良く、加速性能に優れます。小柄なライダーにも扱いやすいサイズです。
- メリット:クイックなハンドリング、タイトなコーナーでの操作性、加速のしやすさ。
- デメリット:路面の凹凸を乗り越える能力は29インチに劣ります。
29インチホイール
- 特徴:直進安定性が高く、障害物の乗り越え能力に優れます。高速での走行に適しています。
- メリット:荒れた路面での安定性、高速巡航性能、登坂性能。
- デメリット:取り回しが大きく、小柄なライダーには扱いにくい場合があります。加速がやや重いです。
最近では、フロントに29インチ、リアに27.5インチを組み合わせた「ミューレット(Mullet)」と呼ばれるセットアップも増えており、両者の良いとこ取りができると注目されています。
自身の体格や主な走行フィールドを考慮して、最適なホイールサイズを選びましょう。
失敗しない!フルサスMTB購入時の注意点と試乗のススメ
いざ「コスパ最強フルサスMTB」を決めよう!となった時に、慌てて飛びついて後悔することもあります。
ここでは、購入時に特に注意すべき点と、試乗の重要性について解説します。
サイズ選びは超重要!
どんなに高性能でコスパの良いフルサスMTBを選んでも、サイズが合っていなければ意味がありません。
フレームサイズは、快適なライディングと安全性を確保するために最も重要な要素です。
自転車のメーカーやモデルによって推奨身長や股下寸法の目安が異なりますので、必ずメーカーのウェブサイトや販売店のスタッフに確認しましょう。
一般的に、以下の点を確認します。
- シートチューブ長:フレームのサイズを表す基準の一つ。
- トップチューブ長:ハンドルからシートポストまでの水平距離で、乗車姿勢に大きく影響します。
- スタンドオーバーハイト:フレームのトップチューブをまたいだ際に、股とフレームの間に十分なクリアランスがあるか。

実店舗で何台も試乗させてもらって、ようやく自分にぴったりの一台を見つけましたね。
可能であれば試乗を!
フルサスMTBは高価な買い物ですから、試乗できる機会があれば積極的に利用しましょう。
カタログスペックだけでは分からない、実際の乗り心地や操作感、ポジションのフィット感などを確認することができます。
試乗することで、以下のような点がわかります。
- サスペンションのフィーリング:実際に乗ってみて、サスペンションの動きがスムーズか、路面からの衝撃をしっかり吸収してくれるかを確認できます。
- ハンドリング特性:直進安定性やコーナリングでの操作感が自分に合っているか確認できます。
- ブレーキングフィール:ブレーキの利き具合やコントロール性が自分好みか確かめられます。
- ポジションの快適性:長時間乗っても疲れにくいポジションが取れるか、窮屈に感じないかなどを確認できます。
もし試乗が難しい場合は、動画サイトでインプレッション動画を参考にしたり、実際にそのモデルに乗っている人のレビューを参考にしたりするのも良いでしょう。
ただし、あくまで参考情報として、最終的には自分のフィーリングを大切にしてください。
フルサスMTBのメンテナンスと長く乗るための秘訣
コスパ最強のフルサスMTBを手に入れても、適切なメンテナンスを怠ると、すぐに性能が低下したり、故障したりする可能性があります。
長くフルサスMTBを楽しむためのメンテナンスのポイントと、日頃から意識したい秘訣をご紹介します。
日々の簡単な点検と清掃
ライド後には、簡単な点検と清掃を習慣にしましょう。
これにより、トラブルの早期発見や、部品の寿命を延ばすことができます。
- 泥や汚れの除去:走行後、特に泥や砂が付着した場合は、水で洗い流し、しっかりと拭き取りましょう。放置するとサスペンションのシールやベアリングにダメージを与える可能性があります。
- チェーンの清掃と注油:チェーンは常に清潔に保ち、定期的に専用のオイルを注油しましょう。これにより、変速性能を維持し、チェーンやギアの摩耗を防ぎます。
- タイヤの空気圧チェック:走行前には必ずタイヤの空気圧をチェックし、適正な空気圧に保ちましょう。これにより、パンクのリスクを減らし、安定した走行性能を維持できます。
- ボルトの緩みチェック:特にサスペンションのピボット部分や、ステム、シートポストなどのボルトは、振動で緩むことがあります。定期的に増し締めを行いましょう。

ちょっとしたことですが、これで変速がすごくスムーズになるんですよ。
サスペンションのセッティングとオーバーホール
フルサスMTBの最大の魅力であるサスペンションは、その性能を最大限に引き出すために適切なセッティングが必要です。
また、定期的なオーバーホールも欠かせません。
サスペンションのセッティング
サスペンションには、体重やライディングスタイルに合わせて調整できる機能(リバウンド、コンプレッション、エア圧など)があります。
これらを適切に調整することで、サスペンション本来の性能を発揮し、乗り心地や操作性が向上します。
購入した自転車店で初期セッティングをしてもらうか、自分で調整方法を学び、最適な状態を見つけましょう。
オーバーホール(分解清掃)
サスペンションは消耗品であり、内部のオイルやシールは時間とともに劣化します。
メーカーが推奨する頻度(一般的には年間1回、または走行距離に応じて)で、専門のショップでオーバーホールを行うことを強く推奨します。
専門ショップとの良好な関係構築
フルサスMTBは構造が複雑なため、自分で対処できないトラブルも発生します。
信頼できる専門ショップを見つけ、良好な関係を築いておくことが非常に重要です。
購入後のメンテナンスやパーツ交換、トラブルシューティングなど、困った時に気軽に相談できるショップがあると安心です。
プロの目線で定期的な点検やアドバイスをもらうことで、あなたのフルサスMTBを常に最高の状態に保つことができます。
初心者にもおすすめ!フルサスMTBの楽しみ方
「コスパ最強フルサスMTB」を手に入れたら、いよいよ憧れのトレイルライドを楽しみましょう!
ここでは、初心者でも安心して楽しめるフルサスMTBの楽しみ方をご紹介します。
まずは近所のトレイルから始めてみよう
いきなり本格的なダウンヒルコースに挑む必要はありません。
まずは、近所の公園や里山にある比較的平坦で路面状況の良いトレイルから始めてみましょう。
これにより、バイクの操作に慣れ、路面状況の変化に対応する練習ができます。
MTB専用コースやオフロード走行が許可されている場所を探し、安全に配慮してライドを楽しみましょう。
地域の自転車ショップやMTB愛好家のコミュニティに参加すると、おすすめのトレイル情報を得られることもあります。
MTBスクールやイベントに参加してみる
安全にマウンテンバイクのスキルアップをしたいなら、MTBスクールに参加するのもおすすめです。
プロのインストラクターから、基本的な乗車姿勢、ブレーキング、コーナリング、障害物の乗り越え方などを教えてもらうことができます。
これにより、怪我のリスクを減らし、より楽しく、より上達することができます。
また、MTBイベントに参加することで、同じ趣味を持つ仲間と出会い、情報交換をしたり、一緒にライドを楽しんだりする機会にもなります。
必要な装備を揃えて安全に楽しむ
フルサスMTBでトレイルライドを楽しむ際は、安全のための適切な装備が必須です。
バイク本体だけでなく、以下の装備も準備しましょう。
- ヘルメット:頭部保護のため、必ず着用しましょう。MTB用ヘルメットは、より広範囲をカバーするタイプがおすすめです。
- グローブ:手のひらを保護し、グリップ力を高めます。転倒時の怪我軽減にも役立ちます。
- プロテクター:肘、膝、背中などを保護するプロテクターを着用することで、転倒時の怪我のリスクを大幅に軽減できます。
- アイウェア:目に入る泥や虫、紫外線から目を保護します。
- 水分補給:ボトルケージやハイドレーションバッグを用意し、こまめな水分補給を心がけましょう。
- パンク修理キット:パンクはつきものです。携帯ポンプ、予備チューブ、タイヤレバーなどは必ず携帯しましょう。
コスパ最強フルサスMTBで憧れのライドを実現した体験談
「コスパ最強フルサスMTB」を実際に手に入れ、念願のライドを実現した人たちの体験談は、きっとあなたの背中を押してくれるはずです。
ここでは、私自身の経験も交えながら、フルサスMTBがもたらす感動と、賢い選択がどれほど重要かをお伝えします。
トレイルでの感動体験
私が初めてフルサスMTBに乗って本格的なトレイルを走った時のことは、今でも鮮明に覚えています。
それまでハードテイルに乗っていたので、路面からの突き上げがダイレクトに伝わり、正直、身体への負担が大きいと感じていました。
しかし、フルサスMTBはまるで魔法のように、ゴツゴツとした岩場や木の根が張ったセクションをスムーズに走り抜けていくのです。
後輪がしっかりと路面を捉え、グイグイと前に進んでいく感覚は、まさに感動の一言でした。
特に、下りの安定感と、多少のギャップなら気にせず突っ込んでいける安心感は、ハードテイルでは味わえなかったものです。
あの時の興奮と楽しさは、今も私のMTBライフの原動力となっています。

技術が上がったと勘違いするくらいバイクが助けてくれますね。
賢い選択がもたらす満足感
私の周りにも、最初は予算を抑えすぎてしまい、すぐに後悔して買い替えた友人が何人かいます。
彼らは、「もう少し頑張って良いものを選んでおけばよかった…」と口を揃えて言っていました。
しかし、一方で、「予算内で、本当に必要な性能を見極めて購入した」という友人は、皆、そのバイクにとても満足しています。
彼らは、ハイエンドモデルでなくても、基本的な性能がしっかりしており、かつ信頼できるブランドのバイクを選んでいます。
結果として、無駄な出費を抑えながらも、十分にトレイルライドを楽しめているのです。
私の経験からも、少しだけ予算を上げてでも、信頼できるメーカーの「コスパの良いミドルグレード」を選ぶことが、後々の満足感に繋がることを強くお勧めします。
あなたのフルサスMTB選びが、素晴らしいMTBライフの始まりとなることを願っています。
フルサスMTBに関するよくある質問Q&A
「コスパ最強フルサスMTB」を選ぶ上で、まだ疑問が残るかもしれません。
ここでは、よくある質問にお答えします。
Q1: フルサスMTBは街乗りにも使えますか?
A1: はい、フルサスMTBは街乗りにも使用できますが、最適な選択とは言えません。
フルサスMTBは荒れた路面での走行性能を重視して設計されており、街中の舗装路ではサスペンションの恩恵を感じにくく、むしろペダリングロスや重量増加がデメリットになることがあります。
街乗りメインであれば、サスペンションがないクロスバイクやロードバイクの方が、軽量で効率的な走行が可能です。
しかし、多少の段差や未舗装路も走る可能性があり、一台で何でもこなしたいという方であれば、ロックアウト機能付きのフルサスMTBも選択肢に入ります。
Q2: 中古のフルサスMTBはコスパが良いですか?
A2: 中古のフルサスMTBは、新品よりも安価に手に入れられるため、「コスパが良い」と感じるかもしれません。
しかし、注意が必要です。
特にフルサスMTBの場合、サスペンションやフレームのピボット部分、コンポーネントなどに消耗や劣化が見られる場合があります。
目に見えないフレームのクラックや、サスペンション内部の損傷なども考えられます。
中古で購入する際は、以下の点に注意しましょう。
- 信頼できる中古販売店や専門店から購入する。
- 購入前に必ず現物を確認し、できれば試乗する。
- サスペンションの動作、ブレーキの利き、変速のスムーズさなどを細かくチェックする。
- 購入後のメンテナンス費用も考慮に入れる。
Q3: フルサスMTBの保証期間はどれくらいですか?
A3: フルサスMTBの保証期間は、メーカーや部品によって異なりますが、一般的にフレームは数年〜永久保証、コンポーネントは1〜2年程度が多いです。
しかし、保証期間内であっても、通常の使用による消耗や、誤った使用方法による破損は保証対象外となることが多いので注意が必要です。
購入時には、必ず保証内容を確認し、保証書を大切に保管しておきましょう。
20万円台で狙える!型落ちモデルとセール情報をチェック
「コスパ最強フルサスMTB」を手に入れるために、ぜひ注目したいのが「型落ちモデル」と「セール情報」です。
最新モデルにこだわらなければ、20万円台という魅惑的な価格帯で、驚くほど高性能なフルサスMTBを手に入れるチャンスがあります。
なぜ型落ちモデルがお買い得なのか?
自転車業界では、毎年夏から秋にかけて新しいモデルが発表され、それに伴い旧モデルは「型落ち」として値引きされる傾向があります。
「型落ち」と聞くと、性能が劣ると思われがちですが、実際はそうではありません。
モデルチェンジといっても、フレームの大幅な変更は数年ごとに行われることが多く、前年のモデルと最新モデルで性能に大きな差がないことも珍しくありません。
むしろ、コンポーネントが一部変更されたり、カラーリングが変わったりといったマイナーチェンジであることが多いのです。
セール時期と情報収集のポイント
フルサスMTBのセール時期は、主に以下の時期に集中します。
- 新モデル発表時期(夏の終わり〜秋頃):この時期から旧モデルの在庫処分セールが始まります。
- 年末年始セール:年間の在庫を売り切るために、大規模なセールが行われることがあります。
- 決算セール(2月〜3月頃):店舗や企業の決算時期に合わせてセールが開催されることがあります。
情報収集のポイントとしては、以下の方法が挙げられます。
- 各自転車メーカーの公式サイトをこまめにチェックする:新モデル情報やセール情報が掲載されることがあります。
- 大手自転車通販サイトのセール情報をチェックする:在庫処分品や旧モデルが大幅に値引きされることがあります。
- お近くの自転車専門店のSNSやウェブサイトをフォローする:店舗独自のセールやイベント情報が手に入ります。
- 自転車系ブログや情報サイトをチェックする:セール情報やお得な情報がまとめられていることがあります。

賢く探せば、本当にお得な買い物ができるはずですよ。
少し待つことで、憧れのフルサスMTBが手の届く価格になるかもしれません。
焦らず、じっくりと情報収集を行い、コスパ最強の一台を見つけ出しましょう。
フルサスMTBを最大限に楽しむためのカスタマイズ術
「コスパ最強フルサスMTB」を手に入れたら、さらに快適に、そして自分好みに仕上げるためのカスタマイズも楽しみの一つです。
ここでは、走行性能や快適性を向上させるための代表的なカスタマイズ術をご紹介します。
ドロッパーシートポストは必須級アイテム!
フルサスMTBでトレイルを走るなら、ドロッパーシートポストは「必須級」のアイテムと言っても過言ではありません。
これは、手元のレバー操作一つでサドルの高さを瞬時に変えられるシートポストのことです。
- 下りでの安定性向上:サドルを下げて重心を低くすることで、下りでの安定性が格段に向上します。急な下り坂やドロップオフでも、バイクをより積極的にコントロールできるようになります。
- 登りでのペダリング効率確保:登りではサドルを上げて、効率の良いペダリングポジションを確保できます。
- 安全性向上:緊急時に足を地面につきやすくなるため、転倒のリスクを軽減できます。

トレイルでの操作性が劇的に変わりますし、何より安全性が高まります。
タイヤ交換で走破性・グリップ力アップ
タイヤは、バイクと路面をつなぐ唯一の接点であり、その選択が走行性能に大きく影響します。
購入時のタイヤが自分の走るフィールドに合わないと感じたら、ぜひ交換を検討しましょう。
- 太さ:太いタイヤはエアボリュームが増え、クッション性やグリップ力が向上します。細いタイヤは転がり抵抗が少なく、加速性に優れます。
- トレッドパターン:ブロックの高さや間隔でグリップ力や泥はけの良さが変わります。ドライな路面向き、ウェットな路面向きなど、様々なパターンがあります。
- コンパウンド:タイヤのゴムの硬さで、グリップ力や転がり抵抗、耐久性が変化します。
ハンドル、ステム、グリップなどの交換
ハンドル、ステム、グリップといったパーツは、ライディングポジションや操作感に直結します。
これらを交換することで、より自分に合ったポジションを見つけ、快適性やコントロール性を向上させることができます。
- ハンドルバー:幅やライズ(高さ)、バックスウィープ(手前に曲がっている角度)などを変えることで、乗車姿勢や操作性が変わります。
- ステム:長さや角度を変えることで、ハンドルの位置を調整し、重心の位置や操作感を微調整できます。
- グリップ:素材や形状、太さを変えることで、手の疲労軽減やグリップ感の向上に繋がります。
これらのカスタマイズは、決して高額なものではありませんが、あなたのフルサスMTBライフをより豊かにしてくれること間違いなしです。
少しずつ自分のバイクを育てる楽しみも味わってみてください。
【予算別】おすすめフルサスMTBブランドとモデル選び
「コスパ最強フルサスMTB」の選び方や楽しみ方について解説してきましたが、やはり具体的なモデルが知りたいですよね。
ここでは、予算別に、特におすすめのフルサスMTBブランドとモデルをいくつかご紹介します。
あくまで一般的な傾向と、現在の市場状況に基づいた例ですので、購入時には必ず最新の情報をご確認ください。
20万円台で狙う!エントリークラスの充実モデル
初めてのフルサスMTBとして、20万円台は非常に魅力的な価格帯です。
この価格帯では、信頼できるメーカーのエントリーグレードモデルや、型落ちモデルが狙い目となります。
- GIANT Trance 29 3 / Trance 2(旧モデル)
GIANTの定番トレイルバイクで、汎用性が高く、様々なトレイルに対応できます。アルミフレームにシマノDeoreクラスのコンポーネントが搭載されていることが多いです。
特に旧モデルは、新品でも20万円台後半で見つかることがあり、コスパは非常に高いです。 - MERIDA One-Twenty 400 / 600(旧モデル)
MERIDAのオールラウンドなトレイルバイクです。こちらもアルミフレームで、価格に対して十分な性能を持つサスペンションやコンポーネントが魅力です。
モデルイヤーが一つ前のものなど、セール対象になっている場合は特におすすめです。
30万円台で高性能!ミドルクラスの定番モデル
30万円台になると、より高性能なサスペンションや、信頼性の高いコンポーネントが搭載されたモデルが多くなります。
本格的なトレイルライドを長く楽しみたい方にぴったりの価格帯です。
- TREK Fuel EX 5 / 7(旧モデル含む)
TREKの人気トレイルバイクで、安定性と操作性のバランスが非常に優れています。アルミフレームにシマノSLX〜XTクラスのコンポーネントが搭載されることが多いです。
最新モデルでも30万円台後半からラインナップされており、セール時期を狙えばよりお得に購入できる可能性があります。 - Canyon Spectral 125 AL 5 / 6
オンライン販売に特化したドイツのブランドCanyon(キャニオン)は、驚異的なコストパフォーマンスで知られています。直接販売のため、同価格帯の他ブランドよりも高性能なパーツ構成が魅力です。
ミドル〜ロングトラベルのトレイルバイクで、アグレッシブなライディングも楽しめます。
40万円台〜憧れのハイスペックモデルも視野に
40万円台に突入すると、各ブランドの主力モデルや、より高性能なサスペンション、軽量なフレームなどが採用されるようになります。
ワンランク上の走りや、耐久性を求める方におすすめです。
- GIANT Trance X 29 2 / 1(旧モデル含む)
Tranceの進化版で、よりアグレッシブなトレイルライドに対応します。サスペンション性能も向上し、様々な路面状況で安定した走行が可能です。
この価格帯になると、より軽量なアルミフレームや、上位グレードのコンポーネントが採用されます。 - Specialized Stumpjumper Comp Alloy
アメリカの有名ブランドSpecialized(スペシャライズド)の定番トレイルバイク。Stumpjumper(スタンプジャンパー)は、バランスの取れた設計と高い走行性能で多くのライダーに支持されています。
アルミフレームのComp Alloyモデルであれば、40万円台で十分な性能を持った一台を手に入れられます。
まとめ
今回は、フルサスMTBの選び方から、おすすめのブランド、メンテナンス、楽しみ方まで、幅広く解説しました。
最後に、この記事のポイントをまとめます。
高額なイメージのあるフルサスMTBですが、賢く選べば、あなたの予算内で「コスパ最強」の一台を見つけることは十分に可能です。
この記事が、あなたのフルサスMTB選びの一助となり、素晴らしいマウンテンバイクライフのスタートを切るきっかけになれば幸いです。
念願のフルサスMTBを手に入れて、大自然の中で最高のライディングを体験してください!
【参考資料】