自転車のクランク交換をしようとしたのに、クランクが抜けない……そんな状況に困っていませんか?
この記事では具体的な対処法をわかりやすくまとめています。
固着してしまったクランクを無理に外そうとすると、フレームやボトムブラケットを損傷してしまう恐れもあります。
正しい知識を持って作業すれば、余計なトラブルを防ぎ、スムーズに交換作業を進めることができます。
また、専用工具が手元にない場合の応急対応や、ネジ山をなめたときの修理方法など、現場で役立つ実践的な情報も紹介します。
さらに、今後クランクが固着しないようにするための日常メンテナンス方法も解説していきます。
これから自転車のクランク交換に挑戦する方、作業中にトラブルが起きて困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

僕は無理にクランクを外してBBを壊した経験があります。
正しい方法を知れば安心して作業できますよ!
【記事のポイント】
- クランクが抜けない原因と正しい対処法
- 工具なしや代用品でクランクを外す方法
- クランク固着を防ぐメンテナンス方法
自転車のクランク交換で抜けない時の正しい対処法
クランクが外れない時にハンマーを使う際の注意
クランクが外れないとき、ついハンマーを使って強引に外そうとする人も少なくありません。
確かにハンマーで叩くことで固着が緩む場合もありますが、使用方法を誤ると自転車本体やクランク自体を破損してしまうリスクがあります。
まず、ハンマーを使う際には以下の点に注意する必要があります。
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金属ハンマーは使用せず、必ずゴムハンマーやプラスチックハンマーを使用する
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一点集中で強く叩かず、広い範囲を均等に優しく叩く
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叩く前にクランク周辺に潤滑剤をしっかり吹き付けておく
-
ハンマーで叩く方向は、クランクアームを外す方向に合わせる
これらのポイントを押さえずに力任せに叩いてしまうと、クランクだけでなくフレームやボトムブラケット(BB)にもダメージを与える恐れがあります。
一方で、潤滑剤を吹きかけた後、時間を置いてから慎重に叩くと効果が出やすい場合もあります。
これを考慮すると、ハンマーは最終手段と位置づけ、可能であれば専用工具を使用する方法を優先すべきです。
どうしてもハンマーを使うしかない場合は、「壊れても仕方ない」という覚悟を持って作業にあたることが重要です。
このように、ハンマーを使う作業にはリスクが伴うため、慎重に行う必要があります。
工具なしでの外し方
自転車のクランクを外すには通常、専用のクランクリムーバーという工具が必要です。
しかし、どうしても工具が手元にない場合には、工夫することで外せる場合もあります。
まず、工具なしで外す方法として試せる手順は以下の通りです。
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クランクの中心にあるフィキシングボルトをしっかり緩める
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ボルトを少しだけ戻して、クランクアームを軽く浮かせる状態にする
-
クランクアームの裏側をゴムハンマーなどで均等に叩く
-
叩きながらクランクを引き抜く方向に力を加える
このようにすることで、ある程度の固着なら緩むことがあります。
ただし、ここで注意すべきポイントもあります。
-
固着がひどい場合は無理に叩かず、潤滑剤を使用する
-
叩く場所を間違えるとクランクが曲がる危険がある
-
一気に力をかけるのではなく、じわじわと外す意識を持つ
いずれにしても、工具を使わずに作業する場合はリスクが高いことを理解しておくべきです。
特にスクエアテーパー型やオクタリンク型など、形状によっては手作業だけでは外せない構造になっている場合もあります。
このため、工具なしでの作業は応急処置と考え、できる限り専用工具を用意することをおすすめします。
スクエアテーパーのクランクが外れない原因と対策
スクエアテーパータイプのクランクが外れない場合、原因はいくつか考えられます。
主な原因は以下の通りです。
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クランクアームとBB軸が金属同士で固着してしまっている
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長期間メンテナンスされず、サビや汚れが蓄積している
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過去に強く締め付けすぎたため、テーパー部分が食い込んでいる
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温度変化により金属の膨張・収縮が起きた
これらの原因に対して有効な対策も整理しておきましょう。
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潤滑剤(防錆潤滑スプレーなど)を十分に吹きかけ、時間を置いて浸透させる
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可能であればクランクリムーバーを使用し、徐々に力を加えて外す
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固着がひどい場合は、ハンマーとゴム材を使い、衝撃を分散させながら緩める
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最悪の場合、クランクを破壊して取り外す選択肢も視野に入れる
このとき、焦って力任せに回してしまうと、ネジ山をなめたり、BB本体を破損してしまうリスクが高まります。
また、外れた後には必ずBB軸とクランクの接合面を清掃し、グリスを塗布して再組み付けを行うことが重要です。
こうすることで、次回の取り外しが格段に楽になり、部品の寿命も延ばすことができます。
このように、スクエアテーパータイプのクランクは、慎重かつ計画的に取り外し作業を進める必要があるのです。
コッタレスクランク抜きに失敗した時の対応策
コッタレスクランク抜きを行う際、思うように外れずに失敗してしまうことは珍しくありません。
失敗した場合でも慌てず、状況に応じた適切な対応を取ることが重要です。
まず確認すべきポイントは以下の通りです。
-
抜き工具が正しくクランクにセットされていたか
-
工具自体に破損や歪みがないか
-
クランク側のネジ穴が傷んでいないか
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固着が激しく、通常の力では外れない状態ではないか
このような原因がある場合、力任せに作業を続けるとクランクやボトムブラケット(BB)本体を破損してしまうリスクが高まります。
一方、失敗したときに取るべき具体的な対応策は次の通りです。
-
クランク周辺に防錆潤滑スプレーをたっぷり吹き付け、数時間置いてから再チャレンジする
-
抜き工具に1メートル程度のパイプを差し込み、テコの原理で力を加える
-
工具のネジが滑る場合は、一度しっかり締め直してから再挑戦する
-
どうしても外れない場合は、クランクアームを破壊して取り除く方法も検討する
もちろん、破壊作業は最終手段であり、できる限り工具や潤滑剤で解決を試みるべきです。
特に注意すべき点は、無理に力をかけ続けるとBB側のシャフトやフレームを傷める恐れがあることです。
このため、外れない場合は一旦作業を中断し、冷静に次の手を考える姿勢が大切になります。
また、次回の作業では工具の選定や正しいセット方法を再確認し、失敗を防ぐことが重要です。
このように、コッタレスクランク抜きに失敗した場合は、焦らずに原因を見極め、柔軟な対応を心がけましょう。
ネジ山をなめた場合の修理方法
自転車のクランクを外そうとした際、ネジ山をなめてしまうトラブルは意外とよく発生します。
ネジ山がつぶれると、工具がうまく噛まず、作業が進まないだけでなく部品全体を傷めてしまう恐れもあります。
このようなトラブルに直面した場合、修理方法を知っていれば慌てずに対処することが可能です。
まず、ネジ山をなめた状態を確認することが大切です。
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軽度な損傷(部分的に潰れている程度)であれば、タップでネジを立て直す
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完全につぶれている場合は、ネジ穴を大きく加工し、ヘリサートやリコイルキットを使って修復する
-
クランク自体の交換を検討するケースもある
これらの対応策を踏まえて、具体的な作業手順を整理すると以下のようになります。
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ネジ穴にタップをまっすぐに入れ、ゆっくりと回してネジ山を立て直す
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元のネジ穴が再利用できない場合は、ドリルで穴を広げ、専用のリペアキットで新たなネジ山を作る
-
クランクアームに深刻なダメージがある場合は、部品ごと交換することを検討する
一方で、ネジ山をなめた原因についても考えることが必要です。
-
工具を斜めに差し込んだまま回してしまった
-
過剰なトルクをかけすぎた
-
劣化した工具を使用した
このような要因を避けるため、今後は必ず適正な工具を使用し、作業前にネジ穴の状態確認を行うべきです。
また、トルクレンチを使用して適正トルクで締め付けを管理することも重要なポイントになります。
このように、自転車のクランクネジ山をなめた場合でも、適切な修理手順を知っていれば大きなトラブルを防ぐことが可能です。
自転車のクランク交換で抜けない時に役立つ知識
コッタレスクランク抜きを代用できる工具
コッタレスクランク抜き専用の工具が手元にない場合、代用できる方法がいくつかあります。
ただし、代用品を使う場合には正しい手順と注意点を理解しておく必要があります。
まず、コッタレスクランク抜きの代用品として使えるものは以下の通りです。
-
長めのボルトとナットを組み合わせて、クランク軸を押し出す
-
ボルト径とネジピッチが合ったボルトを利用し、手動で外す
-
厚手のワッシャーを挟み、ボルトで押し出す力をかける
これらを使えば、場合によっては専用工具なしでもクランクを外すことが可能です。
しかし、代用品を使う際には注意すべき点も多く存在します。
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ボルトのサイズや強度が合わないと、ネジ山を傷める可能性がある
-
力をかけすぎると、クランク側が割れたり変形したりする恐れがある
-
代用工具による作業は正確性が低く、失敗リスクが高まる
このため、代用品を使う場合は作業を少しずつ進め、異変があればすぐに中止する判断が必要です。
さらに、作業前にはクランクと軸に潤滑剤を吹き付け、固着をできるだけ緩めておくことが成功率を高めます。
このように、コッタレスクランク抜きは代用品で対応できる場合もありますが、安全性や確実性を考えると、可能な限り専用工具を使うことをおすすめします。
コックレスクランクの外し方の基本ステップ
コックレスクランク(正しくは「コッタレスクランク」)の外し方には基本となるステップがあります。
作業に失敗しないためにも、順番に従って正確に進めることが大切です。
まず、コックレスクランクを外す基本手順は次の通りです。
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クランクの中央にあるフィキシングボルトを六角レンチで左回しにして外す
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クランクアームにクランクリムーバーをねじ込む
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リムーバーがしっかりセットできたら、モンキーレンチなどでリムーバーの中心軸を回す
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クランクアームに押し出し力がかかり、徐々に抜けてくる
これが基本の流れになりますが、作業中にはいくつかのポイントに気をつける必要があります。
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クランクリムーバーはねじ込みすぎず、適切な位置で止める
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工具の取り付けが斜めにならないよう慎重に確認する
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抜き取る際は一気に力を入れず、じわじわと回していく
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クランクが固着している場合は、潤滑剤を使ってから作業する
また、フィキシングボルトを外す際にネジ山をなめないよう、必ずしっかりとした工具を使うことも重要です。
一方で、リムーバーの取り付けミスによるトラブルも多いため、セット後に工具がしっかり噛んでいるか確認してから力を加えるようにしましょう。
このように基本ステップを守れば、コックレスクランクの取り外し作業は安全かつスムーズに進めることができます。
ロードバイクのクランクが固着した時の外し方
ロードバイクのクランクが固着して外れない場合、通常の作業手順だけでは対応が難しいことがあります。
そのため、適切な方法を知り、無理をしないことが非常に重要です。
まず、固着しているクランクを外すための基本的な手順を紹介します。
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クランクの中心ボルトを外す前に、潤滑剤をクランクとBB軸の接合部にしっかり吹き付ける
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潤滑剤が浸透するまで数時間、できれば一晩置く
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フィキシングボルトを緩めた後、クランクリムーバーを確実にセットする
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工具を使い、じわじわと力をかけながらクランクを押し出す
このプロセスを踏んでも動かない場合には、次の方法を検討します。
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クランクリムーバーに長いパイプを差し込み、テコの原理でトルクをかける
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ゴムハンマーでクランクアームを優しく叩きながら外す方向に力を加える
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最終的にはクランクアームを破壊して取り外す決断をする
ここで注意すべき点は、絶対にフレームやBB本体を傷つけないよう慎重に作業することです。
また、無理に力をかけ続けるとネジ山を壊すリスクがあるため、少しずつ進めながら変化を見極める必要があります。
ロードバイクの場合、部品の精度が高いため、固着している場合でも正しい方法を取ればきれいに外すことができます。
このように、ロードバイクのクランク固着に対しては、焦らず丁寧に段階を踏んだ作業を心がけましょう。
クランク抜き工具がない場合の緊急対処法
クランク抜き工具が手元にない場合でも、緊急的にクランクを外したいシーンは珍しくありません。
ただし、専用工具なしで作業を行う場合には、リスクと注意点をしっかり把握しておく必要があります。
まず、クランク抜き工具がないときに試せる緊急対処法をまとめます。
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フィキシングボルトを緩め、ボルトをわずかに締め戻してからクランクアームを叩く
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ゴムハンマーやプラスチックハンマーでクランクの裏側をまんべんなく叩きながら、引き抜く方向に力を加える
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クランク軸穴に合うボルトとナット、厚手のワッシャーを利用し、簡易的に押し出す力を作る
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固着が強い場合は、クランクの接合部に潤滑剤を吹き付け、時間を置いてから作業する
このような方法を使えば、状況によってはクランクを取り外すことができます。
一方で、注意しなければならない点も多く存在します。
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クランクアームを強く叩きすぎると、変形や亀裂が生じる恐れがある
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潤滑剤を使わずに力任せに作業すると、シャフトやBB本体を損傷する可能性が高まる
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代用品を使った作業は高精度な力加減ができないため、慎重に進める必要がある
いくら応急処置とはいえ、適切な工程を守らなければ、後々修理費用がかさむ結果になるかもしれません。
このため、可能な限り早い段階で専用のクランク抜き工具を手に入れることが理想的です。
もしかしたら周囲に工具を貸してくれる自転車店や知人がいる場合もあるため、無理な作業をする前に一度検討してみましょう。
このように、緊急対処はあくまで一時的な手段であり、できるだけ安全に、慎重に対応することが求められます。
クランク固着を防ぐ日常メンテナンス
自転車のクランクが固着してしまうと、取り外しが非常に困難になり、メンテナンスの負担が大きくなります。
これを防ぐためには、日頃から適切なメンテナンスを心がけることが何よりも重要です。
まず、クランク固着を防ぐために有効な日常メンテナンス方法を紹介します。
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クランク取り付け部とBB軸には定期的にグリスを塗布する
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雨天走行後や洗車後には、クランク周辺をよく乾かし、防錆スプレーを軽く吹きかける
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クランクの締め付けボルトに過剰なトルクをかけすぎない
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異音やガタつきを感じたら、早めに点検を行い、必要に応じて分解清掃を行う
このような基本的なケアを怠らなければ、クランクの固着リスクは大幅に減少します。
一方で、メンテナンスを怠ると次のような問題が発生しやすくなります。
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クランクとBB軸の間にサビや腐食が進行し、固着する
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取り外し時に大きな力が必要になり、部品の破損リスクが高まる
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最悪の場合、クランクだけでなくBB本体まで交換が必要になる
こうして見ると、定期的なメンテナンスはコストを抑える上でも非常に有効です。
いくら頑丈な自転車部品であっても、湿気や汚れに長期間さらされれば、必ず劣化は進みます。
だからこそ、日頃から「ちょっとした手入れ」を習慣づけておくことが、結果的に大きなトラブル防止につながるのです。
このような理由から、定期的なメンテナンスを怠らずに行うことが、クランク固着を防ぐ最も確実な方法といえるでしょう。
まとめ:自転車のクランク交換で抜けない時に知っておくべき基本知識
自転車のクランク交換で「抜けない」という問題に直面した際は、焦らずに正しい対処法を知っておくことが重要です。
クランクが固着して外れない場合、潤滑剤を使用したり、ゴムハンマーで慎重に叩くと効果的ですが、力任せに叩くと自転車本体を傷めるリスクがあるため注意が必要です。
工具がない場合でも、ボルトやナットを代用して外す方法がありますが、失敗リスクを考えると、できる限り専用工具を使用するのが安全です。
スクエアテーパータイプのクランクでは、金属同士の固着や長年の使用によるサビが原因で外れにくくなっていることも多く、無理に作業するとネジ山をなめたり、BB本体に損傷を与える可能性もあります。
作業時には、工具の使い方や順番を守るだけでなく、万一ネジ山をなめた場合にも冷静にタップやリペアキットで修復する手段を知っておくと安心です。
日常のメンテナンスでは、クランク部に定期的にグリスを塗布し、サビ防止を心がけることで固着を未然に防ぐことができます。
このように、正しい知識と準備を持っていれば、自転車のクランク交換時に「抜けない」というトラブルにも冷静に対応できるでしょう。

僕は潤滑剤を使わず強引に外してクランクを曲げた経験があります。
ぜひ慎重に作業してください!
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